石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

「石立鉄男という俳優を知っていますか?」

1980年代のTVドラマを観ていた世代なら、あのアフロヘアと独特の甲高い声を今でも忘れられないはず。特に『噂の刑事トミーとマツ』(1979〜1982年・TBS)での相模五郎管理官役は、国広富之・松崎しげるのコンビに負けない強烈な存在感を放ち、昭和ドラマファンに今も語り継がれる名キャラクターです。

この記事では、石立鉄男の生い立ちから出演歴、トミーとマツでの役どころ、放送禁止エピソード、配信情報まで完全網羅します。

この記事で分かること

  • 石立鉄男の生涯と経歴(1942〜2007年)
  • 「噂の刑事トミーとマツ」での役割と名シーン
  • 放送禁止と言われる理由の真相
  • 配信・再放送・DVD情報
  • 国広富之・松崎しげるとの共演秘話
  • よくある質問(FAQ)10問
目次

石立鉄男とはどんな俳優か

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

石立鉄男(いしだて てつお、1942年7月31日〜2007年6月1日)は、神奈川県横須賀市出身の日本の俳優。俳優座養成所第13期生、文学座座員を経て、1970年のドラマ『おくさまは18歳』(TBS)の主演で大ブレークしました。

彼の最大のトレードマークは3つ。

  • ふんわりとしたアフロヘアー
  • 少し高めの独特な甲高い声
  • テンポよくまくしたてるセリフ回し

主演ドラマの放送時間が毎週水曜夜8時に集中していたことから、マスコミには「水曜夜8時の男」というニックネームが定着。1970年代〜1980年代のホームドラマ全盛期を象徴する俳優として、お茶の間の絶大な人気を誇りました。

生い立ちと俳優への道

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

横須賀市で養鶏業を営む家庭の、男5兄弟の四男として生まれた石立鉄男。名前の「鉄男」は、戦勝ムードが残る軍港・横須賀で鉄が貴重とされていた時代の名残です。

もともと俳優を目指していたわけではなく、役者志望の友人に誘われてなんとなく受験した俳優座養成所に、全国1,400名超の応募者の中から見事合格。友人が不合格だったにもかかわらず自分が合格するという皮肉な出発点でした。

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

俳優座養成所第13期生の同期には加藤剛、佐藤友美ら錚々たるメンバーが名を連ね、その中でも石立は「ハムレットをやれる男」と演劇界最高の賛辞を受けるほどの実力者でした。1964年に文学座へ移籍後、映画・舞台で着実にキャリアを積み上げ、1970年の「おくさまは18歳」で一気にブレイクを果たします。

石立鉄男 プロフィール

項目 内容
本名 石立鉄男
生年月日 1942年(昭和17年)7月31日
没年月日 2007年(平成19年)6月1日(享年64歳)
死因 急性動脈瘤破裂(就寝中)
出身地 神奈川県横須賀市
所属 其田事務所
主な訓練機関 俳優座養成所(第13期)→ 文学座
代表作 おくさまは18歳 / パパと呼ばないで / 噂の刑事トミーとマツ / スチュワーデス物語
元妻 吉村実子(1968年結婚・1998年離婚)
趣味 将棋(アマチュア四段)・ゴルフ・相撲観戦・陶芸

「水曜夜8時の男」として君臨した黄金時代

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

石立鉄男の全盛期は、日本テレビとユニオン映画のタッグによるホームコメディシリーズです。松木ひろし脚本の疑似家族ドラマに通算8年・8作品出演し続け、一時は18〜34歳女性人気調査(日テレ・アドリサーチ)で石坂浩二に次ぐ第2位を記録しました。

脚本家の松木ひろしは石立を起用した理由について「当時アメリカにいたトニー・カーチスやロック・ハドソンのように喜劇の出来る二枚目俳優を探していた。顔が二枚目で、芝居は三枚目もシリアスな役も出来る珍しい俳優だったから」と述べています。

主要ホームドラマシリーズ(日本テレビ×ユニオン映画)

作品名 放送年 役名
おひかえあそばせ 1971年 小早川薫
気になる嫁さん 1971〜1972年 清水文彦
パパと呼ばないで 1972〜1973年 安武右京(主演)
雑居時代 1973〜1974年 大場十一(主演)
水もれ甲介 1974〜1975年 三ッ森甲介(主演)
気まぐれ天使 1976〜1977年 加茂忍(主演)
気まぐれ本格派 1977〜1978年 清水一寛(主演)

また、1970年代後半から大映テレビ制作ドラマの常連にもなり、コメディとシリアス両面の演技力を発揮。1983年の「スチュワーデス物語」(TBS)では訓練課長の柿野竜太を演じ、「薄汚ねえシンデレラ!」という台詞を流行語にしたことも今もネット上で語り継がれています。

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噂の刑事トミーとマツ DVD-BOX(トミーBOX / マツBOX)

1979年放送開始のTBS伝説的刑事コメディ。国広富之と松崎しげるのゴールデンコンビ、石立鉄男の相模管理官も収録。昭和ドラマ好き・バディもの刑事ドラマのルーツを探りたい方に。第1〜22話(トミーBOX・マツBOX)がポニーキャニオンから発売。コレクターズアイテムとして価値も高い。

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噂の刑事トミーとマツ ── 相模管理官という怪物キャラ

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1979年10月17日スタートのTBSドラマ「噂の刑事トミーとマツ」は、国広富之(トミー)と松崎しげる(マツ)のバディコンビが主演する刑事アクションコメディです。アメリカの「刑事スタスキー&ハッチ」を模した「和製スタ・ハチ」とも呼ばれ、日本の刑事ドラマに「バディもの」というジャンルを定着させた記念碑的作品です。

石立鉄男が演じたのは、警視庁本庁刑事部の相模五郎(警視正→警視)管理官。捜査課の目付役として富士見署に乗り込み、「御崎ーッ!御崎は居るかーッ!」と怒鳴り込む登場が定番となりました。

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

相模五郎というキャラクターの魅力

  • モジャモジャ頭:マツからは「モジャモジャ」と陰で呼ばれるアフロヘア
  • 激昂しながらも愛情深い:マツの父を尊敬し、マツの身元保証人を務める人情家の一面
  • 降格のエピソード:第1シリーズ第44話で御崎の独断捜査監督責任として警視に降格、富士見署に左遷される
  • 御崎課長との友情:表面上は上司と部下だが、二人きりでは気の置けない警察学校の同期
  • 防波堤役:問題の多いトミマツコンビを本庁上層部から守る調整役

石立が37歳で演じたこの管理官は、コミカルさと迫力を兼ね備えた彼にしか出来ないキャラクターで、第1シリーズから第2シリーズ(全106話)を通して欠かせない存在感を発揮し続けました。

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石立鉄男 主演「パパと呼ばないで」DVD(日本テレビ)

石立鉄男の代表作「パパと呼ばないで」。杉田かおる演じる「チー坊」との名コンビが爆笑と涙を誘う昭和ホームドラマの金字塔。昭和ドラマファン必見の一作。プレミア価格になることも多いため、見つけたら即チェックを。

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トミーとマツが「放送禁止」と言われる理由

「トミーとマツ 放送禁止」はファンの間でよく検索されるキーワードです。これはドラマ全体が「放送禁止」になっているわけではなく、特定のエピソードやシーンが現代の放送倫理基準に照らすと再放送に向かないと判断されているためと考えられています。(公式に「放送禁止」が宣言されているわけではありません。)

昭和の人気ドラマには、現代では表現が問題視されるものが多く残っています。「トミーとマツ」も例外ではなく、以下のような要素が議論を呼んでいます。

  • 女性の体型・外見への笑いのとり方(「マリッペへの大根足」など)
  • 職場での慣習的なセクハラ表現(昭和当時は一般的)
  • 取調べシーンなど暴力描写の軽いタッチ
  • 民族・職業的偏見を含む可能性のある表現

実際にTBSチャンネルや配信サービスでは一部話数が視聴できないケースがあり、これが「放送禁止」という口コミにつながっていると推測されます。昭和ドラマをこよなく愛するファンの間では、むしろ「その時代の空気をそのまま残した貴重な記録」として高く評価する声も根強くあります。

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

配信・再放送・DVDでトミーとマツを観る方法

「トミーとマツ 配信」「トミーとマツ 再放送」といったキーワードで検索するファンが多くいます。主な視聴手段をまとめました。

手段 内容 備考
TBSチャンネル(スカパー!) 第1・第2シリーズを放送 大映テレビ劇場枠で放送実績あり
DVD(ポニーキャニオン) トミーBOX(1〜11話)・マツBOX(12〜22話) 2003年発売・続刊未発売(22話まで)
YouTube公式チャンネル 一部エピソードを公開中 第105話等が確認済み
各動画配信サービス 配信状況は変動あり 最新情報は各サービス公式で確認推奨

※ 配信・放送情報は変更になる場合があります。最新状況は各公式サイトでご確認ください。

晩年と急逝──2007年6月1日の衝撃

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

晩年の石立は、静岡県熱海市に移住し犬3匹(キャバリア・トイプードル・ミニチュアダックスフント)と穏やかに暮らしていました。趣味の将棋(アマチュア四段)とゴルフを続けながら、インターネット配信ドラマ「1+1」(2001年)「Break Out!」(2004年)にも主演するなど、新しい時代のメディアにも積極的に挑戦していました。

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

2007年5月13日に関西ローカルのバラエティ番組に出演し、「全盛期には5億から10億ぐらい稼いだが、全部バクチで使い切った」と朗らかに語ったわずか数週間後、2007年6月1日午前11時、就寝中に急性動脈瘤破裂を発症し、自宅で急逝。享年64歳。

亡くなる4日前には秋の舞台出演の打ち合わせのため上京しており、その訃報は芸能界に大きな衝撃をもたらしました。葬儀には宇津井健・杉浦直樹・冨士真奈美・大山のぶ代夫妻・横内正ら約100名が弔問に訪れています。

国広富之・松崎しげるが語った石立鉄男

トミーとマツのコンビとして共演した2人は、石立の人柄について「相模管理官として怒鳴り込んでくる姿が強烈で、毎回現場の空気が引き締まった」と振り返っています(各種インタビュー・番組より)。

石立鉄男は性格的には物静かでシャイ。撮影の休憩時間には喫煙所で一人黙々とタバコを吸っているタイプで、スクリーンの中の豪快なイメージとはギャップがあったといいます。それでも仲間への情は非常に厚く、「踊る!さんま御殿」への出演も、バラエティへの露出が減っていた杉田かおるをセットにすることで承諾するなど、仲間を気遣う姿勢は多くの共演者が証言しています。

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トミーとマツのエンディングテーマを松崎しげる自ら担当。「WONDERFUL MOMENT」「マイ・ラブ」「愛の静けさ」など歴代ED曲が多数収録されており、ドラマを観た世代に強く刺さるコレクションアイテムです。

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よくある質問(FAQ)

Q1: 石立鉄男はどこ出身ですか?

A: 神奈川県横須賀市出身です。男5兄弟の四男として生まれ、横須賀の米軍基地の街で育ちました。

Q2: 石立鉄男の代表作は何ですか?

A: 「おくさまは18歳」(1970年・TBS)「パパと呼ばないで」(1972年・日本テレビ)「噂の刑事トミーとマツ」(1979〜1982年・TBS)「スチュワーデス物語」(1983年・TBS)が特に有名です。

Q3: 噂の刑事トミーとマツで石立鉄男は何役?

A: 警視庁本庁の相模五郎管理官(後に警視・捜査課長)役を演じました。「御崎ーッ!」と怒鳴りながら登場するシーンが定番です。

Q4: 石立鉄男はいつ亡くなりましたか?

A: 2007年(平成19年)6月1日、静岡県熱海市の自宅で就寝中に急性動脈瘤破裂を発症し急逝しました。享年64歳でした。

Q5: 「トミーとマツ 婦人警官」は誰が演じましたか?

A: 第1シリーズ第21話から石井めぐみが演じた婦人警官・森村万里子(通称マリッペ)が登場し、トミー・マツと三角関係を形成する人気キャラクターとなりました。

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Q6: トミーとマツのオープニング・エンディング主題歌は?

A: エンディングは松崎しげるが担当。第1シリーズ前半「WONDERFUL MOMENT」、後半「マイ・ラブ」、第2シリーズ「愛の静けさ」(松崎自身の作曲)が使われました。

Q7: トミーとマツはなぜ再放送・配信が少ないのですか?

A: 特定のエピソードが現代の放送倫理基準に合わない表現を含む可能性があるためと推測されています。ただし公式に「全話放送禁止」という宣言はなく、TBSチャンネルやYouTubeで観られる話数もあります。

Q8: トミーとマツのDVDは全話揃っていますか?

A: 残念ながら全話DVDは発売されていません。2003年にポニーキャニオンから第1〜22話分(トミーBOX・マツBOX)が発売されましたが、続刊は未発売のままです。

Q9: 石立鉄男は将棋が強かったというのは本当ですか?

A: 本当です。将棋はアマチュア四段の実力で、NHKの将棋対局特別番組に出演したことがあるほどの腕前でした。プロ棋士の宮田利男ら複数のプロとも交流があったことが知られています。

Q10: 石立鉄男の名言・名台詞は?

A: 「スチュワーデス物語」の「薄汚ねえシンデレラ!」が最も有名な台詞として知られています。「パパと呼ばないで」の「おい!チー坊」も当時の流行語になりました。またインタビューでは「全盛期に5億〜10億稼いだが全部バクチで使い切った」という豪快な発言が今もファンの間で語り継がれています。

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まとめ 石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

石立鉄男が愛された理由|トミーとマツ「相模」の知られざる素顔

石立鉄男は、アフロヘアと甲高い声という強烈な個性で、1970〜80年代の日本ドラマ界を彩った唯一無二の俳優でした。「噂の刑事トミーとマツ」では相模管理官として、主役コンビにも負けない強烈な存在感を放ち、全106話の中で欠かせない役割を担いました。

彼が残した数多くの名作は、昭和エンタメの宝として今も語り継がれています。DVDや配信でまだ観たことがない方は、ぜひこの機会にトミーとマツの世界に触れてみてください。

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