長濱ねるの高校時代を徹底解説！偏差値67の進学校から始まった才女への道のり

長濱ねるの高校時代を徹底解説！偏差値67の進学校から始まった才女への道のり

元欅坂46のメンバーとして活躍し、現在は女優として幅広い活動を展開している長濱ねるさん。彼女の知的で落ち着いた雰囲気は、高校時代に培われたものでした。県内屈指の進学校での学生生活、高校生クイズへの挑戦、そしてアイドルとしてのデビュー。長濱ねるさんの高校時代には、現在の彼女を形作る重要なエピソードが数多く存在します。

長濱ねる｜長崎県立長崎西高等学校で過ごした青春時代

長濱ねるさんの出身高校は、長崎県立長崎西高等学校です。この高校は長崎県内でも1、2を争う名門進学校として知られており、偏差値は67から72とされています。県内公立高校ではトップクラスの難関校であり、東京大学や京都大学といった最難関大学への進学者も輩出する伝統校です。

長濱ねるさんは2014年4月にこの高校に入学しました。長崎西高等学校は中高一貫校ではなく、一般受験でしか入学できないため、彼女が相当な学力を有していたことがわかります。高校時代の長濱ねるさんは、朝4時に起床して勉強するという超朝型の生活を送っていました。休日には16時間も勉強に没頭することもあったといいます。

長濱ねる高校生クイズで見せた実力｜長崎県大会決勝進出の快挙

長濱ねるさんの知性を象徴するエピソードとして有名なのが、高校生クイズへの出場です。彼女は高校1年生と2年生の2年連続で全国高等学校クイズ選手権に出場しました。

特に注目すべきは高校2年生の時で、長崎県大会の決勝まで進出するという快挙を成し遂げました。全国大会出場まであと一歩というところまで迫ったこの実績は、彼女の知識の広さと瞬発力の高さを証明するものでした。

この高校生クイズ出場の経験が、後にアイドルグループでの活動や、テレビのクイズ番組出演への道を開くことになります。欅坂46時代には番組内の「インテリ女王決定戦」で優勝し、その後も「くりぃむクイズミラクル9」や「ザ・タイムショック」などのクイズ番組で活躍することになるのです。

得意科目は数学！ストイックな勉強スタイル

長濱ねるさんの得意科目は数学でした。理系の思考力に優れていた彼女は、論理的な問題解決能力を高校時代に磨いていたのです。

彼女の勉強スタイルは非常にストイックなものでした。毎朝4時に起床して勉強する朝型の生活習慣は、高い集中力を維持するための工夫でした。本人は「勉強キャラだと思われるのは嫌だった」と謙遜していますが、休日に16時間も机に向かう姿勢は、並外れた努力家であることを物語っています。

また、高校受験の際には、当時ファンだった乃木坂46の伊藤万理華さんのボールペンを使って勉強していたというエピソードもあります。アイドルへの憧れを胸に秘めながら、学業にも真摯に取り組む姿勢が垣間見えます。

東京の八雲学園高等学校へ転校

長濱ねるさんは高校2年生の秋、欅坂46への加入が決まったことで、芸能活動と学業を両立させるために東京都目黒区にある私立八雲学園高等学校に転校しました。

八雲学園高等学校は芸能活動に理解があり、多くの芸能人が通う学校として知られています。長濱ねるさんはこの学校で2017年3月に卒業するまで、アイドル活動と学業の両立に励みました。

転校という大きな環境の変化にも柔軟に対応し、新しい環境でも学業を疎かにしなかった彼女の適応力と責任感は、その後の芸能活動においても大きな強みとなっています。

調理部での活動と巫女のアルバイト

学業だけでなく、長濱ねるさんは高校時代に様々な活動に参加していました。

長崎西高等学校では調理部に所属しており、週1回「ゆるく活動していた」と本人は語っていますが、「長崎創作料理コンテスト」に出場して佳作を受賞するという実績を残しています。地元テレビの取材を受けたこともあり、料理の腕前も確かなものでした。

また、高校1年生の正月には巫女のアルバイトも経験しています。神社での奉仕活動を通じて地域社会との関わりを深めていましたが、ストーブで衣装を焦がしてしまい、給料から天引きされたというユーモラスなエピソードも残っています。

欅坂46オーディションと母親の反対

長濱ねるさんの人生を大きく変えたのが、高校2年生の時に受けた欅坂46（当時は鳥居坂46）の1期生オーディションでした。

両親は「受かるはずがない」と考え、記念受験のつもりでオーディション応募を許可しました。長濱ねるさん自身も、合格してもそのまま長崎の高校に通い続けるものだと思っていたといいます。しかし、予想に反して2次審査、3次審査と順調に突破していきました。

最終オーディションを目前にして、母親の反対により長崎に連れ戻され、都内で開催される最終審査に参加できないという事態が発生します。優秀な進学校に通っていた娘の将来を心配する母親の気持ちは理解できるものでした。

しかし、運営スタッフと父親の相談の結果、長濱ねるさんと両親が福岡で行われた乃木坂46のコンサートに招待され、話し合いの機会が設けられました。両親がアイドルの輝く姿を目の当たりにしたことで、娘の夢を応援する決意を固めたのです。

最終的に、長濱ねるさんは最終オーディションを受けていないものの、けやき坂46（ひらがなけやき）で活動することを条件に特例で欅坂46に加入することになりました。第3次審査まで通過していた彼女の評価は、合格水準のAよりもはるかに上のスペシャル評価Sだったといいます。

高校卒業後は通信制大学で司書の資格取得へ

長濱ねるさんは高校卒業後、一般的な大学には進学せず、アイドル活動に専念しました。そして2019年に欅坂46を卒業した後、通信制大学に入学して図書館司書の資格取得を目指して勉強していることが明らかになっています。

「将来の夢は地元に帰って司書になること」と語っていた長濱ねるさんにとって、この選択は一貫したものでした。芸能活動と学業を両立できる通信制大学は、彼女にとって最適な学習環境だったのです。

読書好きで知られる長濱ねるさんは、子どもの頃から図書館に憧れを持っており、特にブラジルの「王立ポルトガル図書館」に行ってみたいと語ったこともあります。司書の勉強を通じて、さらに知識を深めている彼女の姿勢は、多くのファンに好感を持って受け止められています。

高校で培った知性が現在の活動に活きている

長濱ねるさんの高校時代の経験は、現在の活動にも大きく影響しています。

2023年6月からは日本テレビの報道番組「news zero」の金曜パートナーを務めるなど、知的な印象を活かした仕事の幅を広げています。また、2020年から2023年まで「セブンルール」のMCを務め、様々な分野で活躍する女性たちを取材してきました。

2023年には自身のエッセイ集「たゆたう」を発表し、このエッセイは高校の現代文の教科書にも採用されています。長濱ねるさんの文章力や思考の深さは、高校時代の読書習慣や学習経験によって培われたものといえるでしょう。

ドラマ出演も増えており、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」をはじめ、「ウソ婚」「院内警察」「366日」「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」「アンサンブル」など、多くの作品で演技力を発揮しています。2025年には8年ぶりとなる2nd写真集「長濱ねる」も発売され、表現者としての活動の幅をさらに広げています。